
- フィリピン料理ってまずいの?
- フィリピン料理の特徴を知りたい!
- おいしいフィリピン料理を知りたい!
こんな疑問やお悩みを解決するためにフィリピン料理の特徴、どうしてまずいと言われるのか、好き嫌いが分かれるフィリピン料理を紹介します。
この記事を書いた人

- フィリピンに計8回、三か月以上滞在
- 奥さんがフィリピン人
- フィリピン料理とスイーツが大好物
フィリピン料理をお家で手軽に楽しみたい方におすすめ!
フィリピン料理の特徴とは?その味と文化を徹底解説

フィリピン料理の特徴は、素材の風味を活かした調理法と、酸味・甘味・塩味が絶妙に組み合わさった独特の味付けにあります。
タマリンドやビネガーを使った酸味、ココナッツや砂糖を活かした甘味、醤油や魚醤(パティス)による塩味が、料理に深みを与え、クセになる味わいを生み出しています。
また、フィリピンは長い歴史の中でスペイン・中国・アメリカなど様々な国の影響を受けており、その影響が料理にも反映されています。
スペイン料理由来の煮込み料理、アメリカ文化を取り入れたファストフード風の料理、中華料理をアレンジした麺類など、バラエティ豊かなメニューが揃っています。
しかし、日本の食文化とは異なる点も多く、特に初めて食べる人にとっては強い酸味や甘さが予想外に感じられることもあります。
特に、シニガンのような酸っぱいスープや、ジョリビーの甘いスパゲッティなどは、日本の味付けに慣れている人には驚きの味かもしれません。
それでも、一度慣れるとハマる人も多く、フィリピン料理のユニークな味の魅力を発見できるはずです。
フィリピン料理はまずい?おいしいのにまずいと言われる理由3つ

フィリピン料理に対する評価は、おいしいとまずいという意見が分かれることがあります。
「まずい」と感じる人もいれば、その独特な味わいに魅了される人も。
この記事では、フィリピン料理がなぜ「まずい」と言われがちなのか、そしてその魅力について詳しくご紹介します。
味が濃い(例: 酸味の強いスープ、シニガン)
シニガンに代表されるように、強い酸味が特徴的です。
これは、タマリンドやカラマンシーなどの酸味を持つ食材を使うため、馴染みのない人には強すぎると感じることもあります。
また味が濃いのは酸味だけではありません。
しょっぱい料理はかなり塩味がつよく、ハロハロのようなスイーツはかなり甘いです。
このように繊細な味付けの日本食とは異なってフィリピンはとても濃い味付けになっています。
だからこそ山盛りのご飯とよくあうのですが、この少し極端な味付けが理由でまずいと感じる人も多いようです。
食感や見た目に抵抗がある料理(例: バルット)
バルットやディヌグアンなど、フィリピン料理にはその見た目や食感に対して抵抗を感じる人もいます。
特にバルットは孵化直前のアヒルの卵ということで、その見た目はかなりグロいです。
フィリピンのお米がまずい
フィリピンのお米は、日本のもちもちとした食感の白米と比べると、ややパサついたりボソッとした食感が特徴です。
そのため、日本のお米に慣れている人にとっては違和感を覚えることもあるでしょう。
とはいえ、現地の料理との相性を考えた調理法がされているため、フィリピンの味付けと一緒に食べることで美味しさを感じることもできますよ。
好き嫌いが分かれるフィリピン料理10選

フィリピン料理の中でも、特に好き嫌いが分かれやすい料理を紹介します。
これらは、初めて食べるには勇気が必要かもしれませんが、その独特な風味に魅了されることもあります。
シニガン(Sinigang)- 強い酸味のスープ

シニガンはフィリピンの家庭料理の定番で、タマリンドなどの強い酸味が特徴のスープです。
このスープは、酸っぱさがしっかりと効いており、具材には豚肉、魚、エビ、野菜などが入ります。
酸味と深い旨味が調和し、非常に奥深い味わいが楽しめます。
特に、酸味が強い料理が好きな人にはたまらない一品です。
日本では見慣れない強い酸味に驚くかもしれませんが、シニガンは一度ハマるとクセになる味です。
私は酸っぱいものが苦手なので初めは驚きましたが、そんな人でもなぜかもっと食べたくなる不思議な料理です。
バルット(Balut)- 孵化直前のアヒルの卵
バルットは、孵化直前のアヒルの卵を煮て食べるフィリピン独特の料理です。
フィリピン料理の中でグロさNO.1だと思います。
グロすぎるのでバルットだけ写真は控えておきます笑
外見に驚くかもしれませんが、中身はしっかりとしたアヒルの肉が入っており、卵の白身と黄身が一体となった食感が特徴です。
現地ではスナックとして食べられ、ストリートフードの定番です。
初めて挑戦する際は、見た目や食感に抵抗を感じるかもしれませんが、食べてみるとそのおいしさに驚く人が多いです。
奥さんに無理やり食べさせられましたが、味はとてもおいしくてびっくりしました。
ディヌグアン(Dinuguan)- 豚の血を使ったシチュー

ディヌグアンは豚の血を使ったシチューで、フィリピン料理の中でも特にインパクトのある一品です。
豚の血を煮込んで作るこの料理は、見た目が黒く、見慣れない人には少し抵抗があるかもしれません.
味はしっかりとしたスパイシーさと、豚の旨味が凝縮されており、独特な深みがあります。
特にご飯との相性が抜群で、フィリピンでは定番のおかずとして親しまれています。
好きな人には病みつきになる味わいです。
カマロン・レボサド(Camaron Rebosado)- 甘いケチャップソースの海老フライ

カマロン・レボサドは、海老を衣をつけて揚げ、甘いケチャップソースで絡めた料理です。
フィリピン独特の甘じょっぱさが感じられ、海老の旨味が引き立ちます。
ケチャップソースには時折ガーリックやスパイスが加えられており、その味わいがクセになります。
見た目はシンプルな海老フライですが、ソースの甘さと海老の塩気が絶妙に調和して、フィリピンならではの味を楽しむことができます。
キラウィン(Kinilaw) – フィリピン風の刺身

キラウィンは、新鮮な魚を酢で締めたフィリピン風の刺身です。
酢やレモンで酸味を効かせ、タマリンドや生姜、唐辛子などで風味を加えます。
この料理は、日本の刺身とは少し異なり、酸味と香辛料の風味が特徴です。
魚が新鮮であればあるほど、その美味しさを堪能できる料理です。
暑い時期や食欲がない時にもさっぱりと食べられる一品ですが、酢を効かせすぎると苦手な人も多いかもしれません。
生魚なのでお腹の強さに自信がある人はぜひ試してみましょう。
イシャウ(Isaw)- 焼き鳥風の内臓串

イシャウは、鶏の内臓(主に腸)を串焼きにした料理です。
ストリートフードとして大変人気があり、屋台でよく見かけることができます。
食感はしっかりしており、香ばしい香りと共に、スパイシーなソースで味付けされています。
外見や食感が独特で、最初は少し抵抗があるかもしれませんが、その後にハマる人も多い料理です。
フィリピンのストリートフード文化を感じられる一品です。
バルット同様、奥さんに無理やり食べさせられましたが少し臭みがあって私は好きじゃなかったです。
トゥヨ(Tuyo)- 塩漬けの干し魚

トゥヨは、塩漬けされた干し魚で、朝食やおつまみとして食べられることが多いです。
強い塩味と、乾燥させたことで凝縮された魚の旨味が特徴で、特に白いご飯との相性が抜群です。
しかし、塩辛さが強くて食べづらいと感じることもあるため、最初は少し抵抗があるかもしれません。
トゥヨは、フィリピンの伝統的な保存食として、地元では非常に親しまれています。
カレカレ(Kare-Kare)- ピーナッツソースのシチュー

カレカレは、ピーナッツソースをベースにしたシチューで、オックステール(牛の尾)や野菜がたっぷり入っています。
濃厚でクリーミーなソースが特徴で、甘さと塩気のバランスが絶妙です。
現地では、ガーリックライスやフィッシュソースを加えて食べることが多いです。
ピーナッツソースの味わいが強く、好き嫌いが分かれることもありますが、フィリピン料理の中では非常に人気のある一品です。
見た目からカレーのような味付けをイメージしそうですが、想像の10倍ピーナッツの味が強めです。
私は、ピーナッツ×おかずという組み合わせになれず正直まずいと感じました。
ホップシア(Hopia)- 甘い緑豆あん入りの中華風お菓子

ホップシアは、フィリピンの中華風お菓子で、サクサクとした生地に緑豆あんが詰まっています。
甘さ控えめで、ほんのりとした風味が特徴です。
お茶うけやデザートとして親しまれていますが、甘すぎるものが苦手な人には向かないかもしれません。
フィリピンのスイーツとしては、比較的シンプルで食べやすい部類に入ります。
マイス・コン・イエロ(Mais con Yelo)- とうもろこし入りのハロハロ風デザート

マイス・コン・イエロは、フィリピンのハロハロで、氷の上にとうもろこしやミルク、フルーツ、ゼリーなどをトッピングしたデザートです。
冷たくてさっぱりとしており、暑い日にぴったり。
現地では家庭でもよく作られ、夏の定番デザートとして親しまれています。
ただ、日本人はとうもろこし×デザートという組み合わせに慣れていないので、まずいと感じる人も多いかもしれません。
私もこのマイスコンイエロを試した時は吐きそうになるほどまずいと感じました。
フィリピンのハロハロ人気店を食べ比べした記事があるので、ハロハロについてもっと知りたい方はこちらを読んでみてください。
フィリピン旅行に必須アイテム3選

この章では、フィリピン旅行に必須のアイテムをご紹介します。
フィリピン旅行をもっと快適に、安心して楽しむための必須アイテムをご紹介!
これらを準備しておけば、旅行中の不安が解消され、旅行をもっと楽しめます。
1. フィリピン旅行には必須!Simカード
フィリピンでは、Wifiが普及している場所もありますが、街中や観光地ではインターネットが利用できない場所も多いです。
そんな時に便利なのが、フィリピンのSimカード。
日本で購入しておけば、現地に到着した瞬間からすぐに使えるので、空港や宿泊先での困り事がなくなります。
英語や現地の通信事情に不安がある方にも、事前購入しておけば安心です。

2. 英会話フレーズ集で安心!
フィリピンでは基本的に英語が通じますが、もし英会話に不安があれば、事前に英会話フレーズ集をチェックしておくと安心です。
特に、旅行で使えるフレーズをまとめたこの一冊は、現地で困った時にすぐ役立つので、旅行前に準備しておきましょう。
英語を少しでも使えると、地元の人たちとの交流ももっと楽しくなりますよ。

3. 虫除けスプレーで安全・快適に旅行を楽しむ
フィリピンは一年を通して温暖な気候のため、蚊をはじめとする虫が多い場所です。
特に日本以上に蚊が多いため、病気を予防するためにも虫除けスプレーは必需品。
特におすすめなのが、このサラテクトミスト。
そのままスプレーとして使うこともでき、手に取って塗ることもできるので、使い勝手が抜群です。
蚊に刺される心配をせずに、思いっきり旅行を楽しんでください。

番外編: お家で絶品フィリピン料理を楽しもう!Magic Sarapの魅力
フィリピン料理の本場の味を自宅で手軽に楽しみたいなら、「Magic Sarap」をお試しください!
フィリピンでは家庭料理の必須アイテムとも言えるこの調味料、まさにフィリピン料理の魔法。
少し加えるだけで、どんな料理もフィリピンらしい深い味わいに変身します。
炒め物、スープ、煮物など、どんな料理にもぴったりで、フィリピンの家庭料理を手軽に再現できるから、料理初心者にも安心です。
さらに、使い切りタイプもあり、お試しに最適!少量から試せるので、初めての方でも気軽にフィリピンの味を体験できます。
さあ、今すぐ購入して、Magic Sarapで家庭料理を一新!

まとめ|フィリピン料理は個性的だからこそ試す価値あり!

フィリピン料理は、他の国の料理に比べて個性的な味わいが多いですが、それこそが魅力の一つです。
初めて食べるときは、シニガンやカマロン・レボサドなど、比較的馴染みやすい料理から試してみると良いでしょう。
「まずい」と感じることもあるかもしれませんが、それは単に味に慣れていないだけ。
現地で本場の味を楽しむと、あなたもフィリピン料理の虜になるはず!
フィリピンに行くなら絶対ZIPAIR!
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