こんちには、ありちゃんです。
本日は、
- 英語を話せるようになりたいけどどう勉強すればいい
- 科学的に正しい英語勉強法を知りたい
- 英会話に挑戦したけど話せるようにならない
- 英語学習の見通しが立たない
こんなお悩みを解決するために、メンタリストDaiGoさんの著書「科学的に正しい英語勉強法」を解説します。
この記事を書いた人
- 学習を始めて7か月でTOEIC850点を取得
- TESOL, TEFL certifcateという世界120ヵ国以上で認められた英語を英語で教える資格を所持
- 県内の英語教師にむけてTOEICの勉強法を発表
メンタリストDaiGoさんの科学的に正しい英語勉強法とはどんな本?
この著書を一言で表すと、
なぜ日本人が英語を話せないのか具体的な根拠と数字をもちいて指摘し、英語学習以外にも生かせる科学的に正しい勉強法を紹介した本
です。
著者はあの有名なメンタリストのDaiGoさんです。
留学なし独学なしで英語を話せるようになったDaiGoさんですが、この著書では一個人での英語勉強法をシェアするというよりかは、あくまでも論文などを根拠に科学的に正しい英語の勉強法を記した一冊になります。
科学的に正しい英語勉強法がおすすめな人・おすすめじゃない人
どんなにいい本にもおすすめな人、あまりおすすめできない人がいると思うので、この章では、この「科学的に正しい英語勉強法」がおすすめな人・あまりおすすめじゃない人についてお話します。
おすすめな人
どれくらいで英語を話せるのか知りたい人
英語を話すための効率的な勉強方法を知りたい人
一個人の経験談よりも科学的根拠のある方法で英語を勉強したい人
なぜ学校教育だけで英語が話せないのか知りたい人
以上がこの本をおすすめな人の主な特徴になります。
あくまでも論文を根拠に科学的にはどのように勉強するのが効率的なのか、具体的な数字を用いてどれくらい勉強すれば英語を話せるようになるのか、英語を話せないのはなぜなのかを説明しているので、何か一つでも上記の特徴が当てはまる方は読んでみて損はないかなあと思います。
おすすめではない人
すでにある程度英語が話せる中上級者
英語が話せるようになる勉強法を手取り足取り知りたい人
以上が、この科学的に正しい英語勉強法がおすすめではない人の特徴です。
すでに英語が話せる中上級者の方にとっても自分の英語学習を振り返る手段としてはよいのですが、新たな学びよりかは知っている情報の方が多いのであまりおすすめできないです。
また、先ほど説明した通り、この本は一個人の英語勉強法ではなく、科学的な根拠に基づいています。
ただ、効率的な勉強法を教えてはくれますが、あくまでも自分でどの学習法を取り入れるか取捨選択する必要があります。
具体的に何をすればいいのか手取り足取り知りたい!という方は、以前紹介したマジカル・ベル・マジックさんの著書「英語が話せる人はやっている魔法のイングリッシュルーティン」の方がおすすめなので、ぜひ以下の記事を読んでみてください。
科学的に正しい英語勉強法のおすすめポイント
この著書のおすすめポイントは、
・科学的根拠に基く勉強全般に活かせる効率的な勉強方法を知ることができる
・私たちが英語を話せない理由を言語化できる
の二つです。
科学的根拠に基づく勉強全般に活かせる効率的な勉強方法を知ることができる
本書では、効率的な英語学習はもちろん、勉強全般に活かすことができる効率的な勉強法を学ぶことができます。
例えば、勉強していないのに頭の良い人の秘密、だれでもできるアウトプットを増やす方法、あえて勉強した後に期間をあけて忘れる時間を作る等など他の勉強にも生かせる秘訣がいっぱいです。
この章では、上記の内、一つだけ紹介させていただきますね。
クラスにひとりはあまり勉強をしていないのにも関わらず、覚えが早い、テストでいい点をとる人がいませんでしたか?
その人はきっと地頭がいいんだろうなあ。自分とはちがう。なんて考えていませんか?
皆さんの周りにひとりはいたであろう勉強していないのにできる人は、勉強の仕方が上手かっただけなのです。
つまり、元々の地頭よりかは、勉強方法の違いであり、効率的な勉強方法を知ることでみなさんも「あまり勉強していないのに暗記できる」ようになります。
勉強していないのにできる人の秘訣は、「想起」を多くすることです。
想起とは、簡単にいうと思い出すことをいいます。
想起の方法はいくつかありますが、問題集をとく、教科書に付箋を貼ってそのページを開くたびに思い出すなどの方法がおすすめです。
おそらく、勉強をしてないのに頭がいい人たちは、問題集を解くよりかは、授業中に「想起」をしながらノートなどにもあまり書き込まずに勉強していたと思います。
私たちが英語を話せない理由を言語化できる
本書では、私たち日本人が英語を話せない理由として主に7つ挙げています。
そのため、本書を読みながら自分が英語を話せない理由を確認することができ、自分の英語学習を改善するのに役立てることができます。
個人的には、切羽詰まった理由がない、正しく話そうとしすぎる、アウトプットの訓練をしていないという三つの点は、英語を話せない方の多くに当てはまり、この三つを改善することで英語を話せるようになるのではないかと感じました。
個人的に面白い、勉強になった点
個人的に面白いなあと思った点は2つあって、
・その人の性格によって適した英語学習方法が変わる
・最強の学習法ディクトグロス
です。
一つ一つ詳しくお話していきます。
個人に適した英語学習法は性格で変わる?
科学的に正しい英語学習法では、その人の性格によって適した学習方法があると主張しています。
その性格とはビックファイブテストという有名な性格診断に基づいているそうです。
ビックファイブテストでは、開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向の5つに分けられ、それぞれの長所や特徴によって適した学習法を提示しています。
本書に心理テスト付きで解説があるので、詳しく知りたい方はぜひ本書を手に取ってみてください。
最強の学習法ディクトグロス
ディクトグロスとは、特殊なディクテーションのことをいいます。
正直、この本を読むまでディクトグロスがなんなのか全く知りませんでした。
ディクトグロスの取り組み手順は、
映画やドラマのシーンを二回見て紙にメモ
メモの内容を手掛かりに、聞いたセリフを全文復元する
の2つです。
ディクテーションよりかなり難易度は高いと思いますが、実際に調べたりする作業が入る文、知識が定着しやすく、おすすめの勉強方法らしいです。
ディクテーションより負荷の強い勉強を取り入れたい!英語のリスニングだけではなく語彙も増やしたいという方はぜひ取り組んでみてください。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今回はメンタリストDaigoさんの著書「科学的に正しい英語勉強法」について紹介しました。
本書は現代の日本語教育の問題点を具体的な根拠と数字をもちいて指摘した素晴らしい一冊といえます。
読み物としても面白いし英語学習にいきずまっている方が読むべき一冊といえるでしょう。
ただ、手取り足取り英語を話せるようにというよりかは効率的な方法をもとに自分で学習方法を見直す必要があるため、具体的な方法を真似したいという方にはあまりおすすめできないかもしれません。
質問やリクエストがあれば気軽にご相談ください。
超おすすめの英語発音教材「英語喉、英語耳」についての記事
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